粉体移送は難しい

 

粉体を移送するには様々な方法がありますが、総じて大掛かりな設備を必要とします。

スクリューコンベヤを使用するにも、大きなスペースと高額な設備投資が必要です。

高額な設備投資とスペースが無い場合、アシストスーツを着用した作業員が、大きな袋体を持ってステップを上りホッパーに投入する、という方法もありますが、やはり自動化をしたい、という要望が多いのも実情です。

自動化、となると前著したコンベヤの他に、ポンプを使った移送や、真空バキュームを使用した設備が挙げられますが、この選定も考慮する事が非常に多く、粉体移送の難しさを物語っています。

 

そこで、本特集では、難しいとされる粉体移送を、初めて検討する方にもわかりやすく理解できるように、基礎の基礎から解説しています。

あなたの粉体に関する悩みが少しでも解決できるヒントになれば幸いです。

 

私たちは「流体」のプロです

 

本マガジン製作の私達、株式会社エイチツーは流体移送のプロフェッショナルです。

具体的には「耐熱性に優れたポンプ」や、「高粘度移送が出来るポンプ」など、他社には無い特徴的でニッチなラインナップが特徴です。

そんな私達が「粉体移送」に挑戦をしたのは、あるお客さんからの一言でした。

 

「抹茶粉を送りたいんだけど、出来るかな?」

 

と、いつも食品用の高粘度ポンプでお世話になっているエンジニアリング会社様からご相談を受けました。

従来の抹茶粉移送の課題をヒアリングし、デモを経て初の「粉体移送ポンプ」を出荷し好評を得た事が、私たちの粉体移送に携わったキッカケです。

 

「流体移送のプロだから提案出来る」粉体移送の課題解決方法に、是非ご期待ください。