ニッチだけど超面白い!業界のスペシャリストに話を聞きに行ってきました。
マイクロバブルをうまく使えば、クーラントだけに留まらず、業界全体の底上げになると思います。
フューテックニイガタ
樋渡 忠 様
中島:いつもお世話になります。本日はお時間頂きありがとうございます。今日は有限会社イワセの社長さんもご同席頂いて、お忙しい所ありがとうございます。
樋渡:(以下敬称略)こちらこそよろしくお願い致します。名古屋から遠路はるばるよく新潟までお越しくださいましたね。今はご縁があって、今日お越しいたこの会社、切削加工のイワセさんっていうんだけど、その社長さんの瀬戸さんと仲良くさせてもらっていてね。
中島:そうなんですね。 ご縁も気になるので追々お尋ねするとして、社長、今日はよろしくお願いします。
単刀直入に伺いますが、フューテックニイガタという会社の代表の樋渡さんが、何故御社の社屋で活動されているんですか?
瀬戸:よろしくお願いします。普段樋渡さんに活動場所を提供する代わりに、うちの切削加工の機械から出る切削加工カスとか加工液の臭気だとかあるじゃない?その処理実験とか臭気予防の研究をしてもらっていると、そんな関係です。元々は樋渡さんからこんなもの作れないかって、相談されたことがキッカケだったんだけどね、もうずっと前だよね。
樋渡:ええ、まぁ、5~6年以上も前の事ですね。
中島:なるほど、樋渡さんからアプローチしたんですね。
樋渡:結果的にはそうだね。そう。私、元々は理化学の専門商社にいたんです。そこで計測器とか、そういったものを取り扱っていた、計測器メーカーの代理店をやっていたんです。エイチツーさんでもやってる廃水処理などの環境関係が強かったですね。水質測定の代理店をやったり。
あとは柴田化学とかの環境関係に強いメーカーの代理店の営業をやっていて、当然行く先々もそのメーカーと言われる工場、東芝さん、クラレさん、三菱さんとか、そういった大手企業の現場に行っていたと。それも製造研究グループとか、あとは環境グループが結構多かったんですよ。 そうすると、そういう仕事に触れる機会が多くて、そのうちに今度は環境関係を何とかしたい。という様な、そういう気持ちがだんだん芽生えてきたんです。
中島:理化学系の専門商社としていろんなものを取り扱っていく中で、ちょっとずつ今の道に絞られてきているんですね。
旋盤屋×試作屋
樋渡:うん、そうだね。理科の世界の製品ってのは、高いんだ。なんでこんなに?ってほどに。 例えばAmazonで百円で買えるピンセットも平気で千円、二千円とか。まぁ、それなりに精査された品物ではあるんだけれども、とにかく高い。 そうすると、特注品なんてもっともっと高くなっちゃうでしょ?試作屋ってのはそれなりに居るんだけど、理科の仕事に通じた試作屋ってのがほとんどいなかったから、自分でやってみようと思って。
瀬戸:そう、せっかくインタビューだからさ、これ他の切削とか旋盤屋さんも記事読むよね?参考になるかわからないんだけど、うち旋盤加工屋でずっとやってるんだけど、なんせ兄弟家族でやってるような旋盤加工屋って、なかなかメーカーへ行って仕事取るというのは非常にハードルが高かったんですよ。
それで、困った時に思いついたのが同業他社から仕事をもらいやすくするために「さんちゃん会社の~」って銘打ってホームページとか作ってね、そうするとプレス屋さんとか小さな会社が日本全国いっぱいあるわけです、そういった会社から仕事を取りたいために、わざと小さく小さく。
中島:サン・・・チャン?ですか?
瀬戸:そう、3ちゃん、父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃんでやっている旋盤加工屋ですよと。気兼ねなく頼んでくださいと同業者からも頼まれやすくした。それで同業他社かたの仕事の依頼が順調に増えたんです。ビックリするくらい。ただ、リーマンショックがあったんですよ。それで最初に切られるのって、我々の仕事で全く仕事がなくなった。
中島:うぅ・・・せっかくいい感じだったのに、それはかなり痛手ですね。危機的状況ですが今こうしていらっしゃるという事は、何か打開策があったという事ですね。
瀬戸:ええ。ちょうどその頃、新潟国体があってストラップを旋盤で作ってみたら選手団や応援団に沢山売れて、あぁ、自分たちの技術を使って今までとは違った製品が作れて、需要があるんだなぁ。と感じたんです。
ただ、この時は何とかなったんだけど、2回目の不景気が来たときは絶対潰れるなという危機感を持ったんです。それで、ちょうどここ、このタイミングで樋渡さんと知り合ったんです。
樋渡:なんだかちょうどいいタイミングで私が出てきましたが、まさに私としてもちょうどいいタイミングで旋盤屋さんが見つかって。私はこういう特許ある面白い技術を知っている、でもそれを発生させる装置を設計したり、実現できる設備がない。
瀬戸:うちにはそんな特別な専門知識はないけれど、設計したり削り出すのは得意分野だった。それに、ちょうど新しい事を始めないとと思ったタイミングだったというわけです。
中島:ドンピシャでマッチングしたんですね。それで、後に今のファインバブル生成器が生まれたというわけですか。
マイクロバブルは神業?
樋渡:そう、ちょうどその頃、マイクロバブルというのが結構流行りの時期で、マイクロバブルというのは神業みたいなというような間違った解釈で、どんどんどんどんマイクロバブル、マイクロバブルを使うとすごいことができるんだみたいな、そういう時代だったんですよね。
かくいう私も、それに魅了されてマイクロバブルの方に行くわけなんですけれどもね。じゃあそのナノバブルやマイクロバブルを発生させる装置や器機を作るにあたって、どうせ作るんだったら地元の助成金をもらえませんかということで、燕市の新製品開発支援事業に応募したんです。そしたら採択されて、いくらかもらって色々な試作を作り始めたんです。これでいいのか悪いのかという色々な試行錯誤をしながら現状に落ち着いたのが2年、3年してからですね。
中島:では最初から今のクーラントタンクの腐敗防止や臭気予防に役立てよう!と決め打ちだったわけではないんですね。
樋渡:そう。最初はマイクロバブルを使ってどんなことができるんだというところから調べた。するとね、マイクロバブルを使うと、水産関係の養殖事業でいろんな成果を上げている事がわかったと。それが最初でしたね。
中島:水産系の養殖事業ですか。近代養殖でいうマグロとかが元気になったり?脂が乗っておいしくなるとかですか?
樋渡:いいや、残念だけど、そういったことではない。マグロが旨くなるなら是非貢献したいところだけどね。実際には5~6年前に徳山高専のとある先生がマイクロバブルのパーソナリティーで、広島の牡蠣の養殖で赤潮対策で使ってみたらうまくいったというのが始まりです。
中島:赤潮対策でしたか。すいません、すぐ食べることばっかり・・・
樋渡:いやいや、美味し牡蠣が食べれるようになるためなんだから、まちがっちゃいなよ。
中島:フォロー頂きありがとうございます。
樋渡:はは。とにかくそれからだったと思うよ、水産業としては割とポピュラーな技術として定着していったのは。
中島:本当にここ数年で一気に盛り上がった技術なんですね。
樋渡:マイクロバブルを活用した技術は10年くらい前からあったんだけどね。
中島:そうなんですね。でも確かに最近、特に家庭用のシャワーヘッドでマイクロバブルがでるとか、蛇口に取り付けるとか本当によく聞きますもんね。BtoC向けでもたくさん浸透してって感じですかね。
樋渡:そう、まさにそれから美容関係、美容院の炭酸泉シャワー、これを使うと非常に綺麗になるんですよと広まった背景がありますね。
中島:ナノバブルやマイクロバブルってキーワードが飛び交いますが、ここまで有名になってくると、ニセモノとかやっぱり出てくるんじゃないんですか?
樋渡:うん。ナノリスクって言葉はご存じですか?
中島:いえ。勉強不足で申し訳ないです。
樋渡:ナノリスクというのは、ナノという言葉を使うに、ヨーロッパの方ではナノっていう言葉に対して非常に敏感なんです。それで、あんまり細すぎるとかえって悪さをするのではないかとヨーロッパのほうではそう言われているんです。日本で初めて国際化した基準なんですね、ファインバブルというのは。それにあたってはマイクロバブルとナノバブルが存在するんだけれども、これをファインバブルという一括した名前で呼びましょうと。それを棲み分けするんだったら、一ミクロンから百ミクロンまでの間の気泡をマイクロバブルと呼ぼうと。一ミクロン以下の気泡をナノからウルトラファインバブルと呼ぼうというふうに決めたわけ。それが今、国際規格になったんですけど、何故そんな話をしたかというと、その規格制定の背景が関係していましてね。
例えば美容関係とか健康産業でとにかくコマーシャルで上手に表現すれば、どんなものでもスゴいんだ!みたいな感じで販売できるような、そういう風潮にクサビを打つというのが一つの目的。えーと、「ニセモノが出回るんじゃないのか?」という質問でしたよね。
それについては、今後どれぐらい先になるかわからないけれども、ウルトラファインバブルとかマイクロバブルとか、ファインバブルとかというものを謳うにはきちんとした根拠がある、証明ができるものでなければ名乗れませんよみたいなことになると予想されます。
マイクロバブルの物性値
中島:では、そのうち勝手にってわけにはいかなくなるだろう、という事ですね。ただ、BtoCは何となくマーケットや効果の全体像は見えたんですが、やはり樋渡さんのやられてるのは。企業向け、toBの事業になると思うのですが、企業相手、特に大きな企業さんになればなるほど、導入までのハードルが高いイメージがあります。マイクロバブルで作業環境や製品の改善事例や、その証拠、理論出しも必要になるのではないかと思ってしまいますが、そのあたりはどうなんでしょうか?
樋渡:そうですね。実は先ほど話した水産関係の養殖事業でマイクロバブルによる赤潮対策の効果のが実証された頃、水産海洋研究所で、陸上養殖の研究をやるのでマイクロバブルの発生装置を買いますよ。という情報があってすぐに飛んでいったんだけれどもね・・・まさしくちょうど今のような質問があって、物性値をきちんと測定・実証していない装置は実験機材としては買えませんよと。そんなことを言われちゃいましてね。その当時は新潟県でもそういう物性を測る装置がまだなかったんですよ。
中島:他に持ってるところはあるといえばあったんですか?
樋渡:新潟県には無かったけれど、例えば大きな大学、大阪大学とか、地方の大学とか、そういったところにしかなかったんです。民間研究所なんかも、大きい研究所じゃないとなかったんだけれどもそれを測るのには非常に高額な分析料がかかったんですよ。それがなかなかできなくて地団駄踏んでいたわけなんだけれども、やっぱり物性がきちんと保証ができないと大手のところは買ってくれないんだねということがわかって、だんだん新潟県の中でもそういった機運が高まって、工業技術総合研究所でそれを導入しますとなったんです。
中島:おぉ。すごい。ちなみにどのくらいの価格帯のものなんですか?
樋渡:買えば数千万する機械です。島津製作所さんののSALD-7500という粒子径分布測定器が入ったんです。それで測定したら、めちゃくちゃすごい数値が出たんです。
中島:え。凄い数値って?
樋渡:ウルトラファインバブルでいうと、1CCあたりに、例えば他のメーカーさんだと発表している数値では大体2億~3億個くらいだけど、うちで測ったものはチャンピオンデータなんですけど、20億個だったんです。
中島:20億個⁉なんか、凄すぎてぶっ飛んでませんか?(笑)
樋渡:だけど、昔からよく言ったもので何にでも上には上がいて、もっと凄いウルトラファインバブル生成器があるんだよね。とはいえ、そういうのは特殊なポンプを使うので、装置だけでも数百万円になっちゃう。 あとはどのレンジで売りたいかなんだけど、あくまで商売をベースにして考えた時に、一般的な企業に販売するには数万から数十万、装置として百万ちょっとぐらいがいいんじゃないかと思いました。
中島:ではまずナノバブル発生器を組み込んだユニットで打診してみようとしたというとこですかね?
樋渡:そうだね、一番最初に装置として売れたのが六十万円ぐらいだったと思う。ポンプも一緒に一つのユニットとしてこれを取り付けて、ポンプありタンクありという装置を作ったんです。それで、クーラントを持っているところに話をかけたんです。これは一台あれば一台だけでいろんなクーラントタンクに持ち運んで使えますよというと、数十万円しても全部のタンクを処理できるのならいいんじゃないの?と考えた。
中島:弊社もポンプなどを台車に乗っけた仕様の方が使い勝手がいいからと、可搬式のユニットはよく製作しますよ。
樋渡:当時我々の作った装置自体、稚拙ではあったので、あんまり使いやすくなかったのかもしれないんだけど、それでも一つの形ができた。これで、「クーラント循環させてみて下さいよ~。」「臭気予防できますよ~。」って、持ち掛けた。そしたら、大手自動車メーカーさんや、I社さん(大手重工業)とかいろんな所から引き合いがあってね。デモンストレーションを実際にして下さるとの事で頑張って持っていきましたよ。それで、一カ月ほど使ってみて評価するって事で結果を待ってたんですけど、OKって回答もらったの。
中島:すごい!しっかり成果が出たんですね。
樋渡:そうなんです。成果が出たんです。腐敗しなくなったよと。それを聞いて、これはいいんだなと。なんだけど、いかに大手さんでも数十万するものを、一つの工場の中で何十台も必要になるので、全部入れるわけにいかないんですよ。だから、なかなか展開しなかったわけ。そうするとやっぱり一台に一個つけないといけないんじゃないのということで考えたのが、クーラントポンプってのは必ずマシーンについているわけですよ。
中島:あ。そういうことか。
樋渡:そういうこと。そのポンプの配管途中にナノバブル発生器単体でこれだけ付ければ済みなんじゃないの?って思って。それでまたイワセの工場で試してみたんです。
中島:それで・・・結果はどうだったんですか?
樋渡:そしたら、やっぱりOKだったの。臭いもしなくなったし、培養しても菌も出なくなった。これいけるよね。ということで、じゃあこれだけだったら、そんなに安くもないけれども、十万円ちょっとで買ってもらえるから、サイズにもよるけど、でも、買ってもらいやすいよね。
中島:確かにそうですね。あれ?でもどうしてクーラントで使おうと思ったんですか?元はといえば、美容系や水産業に役立ちそうだってなって、物性値を測ることにしたのも、水産系の案件でしたよね?
樋渡:クーラントはもともとクーラント市場で、クーラントというのは何種類かあって、大きく分けると油性と水系。 油性のクーラントは腐らない、油だから。水系、水溶性は水が腐るから腐る。それも水系のクーラントのエマルジョンからを二種類、三種類ぐらいに分かれるんです。
樋渡:要は、始めた当時、クーラントの夏場の腐った臭いをどうにかしようと、色々な装置が出たんです。例えば超音波を当ててみたり、UVや紫外線とかね。ただ、それらはほとんど効果が出なかった。そこに今度は新規の技術ではなく応用技術で、マイクロバブルが良いんじゃない?という流れができて、それで結果がでるもんだから色んなメーカーさんがクーラントの腐敗対策でマイクロバブルを発生させる装置を製作し始めた。いわばその流れがあったからこそそれだけ需要も増えたことが現状の販売や製作体制を形作っているといった感じかな。それで、我々は実証実験も兼ねてマイクロバブルの効果を検証できたから、使い方がミソなんだって事がわかってきた。その都度、これじゃダメだから、こうやって作ってとか、私に文句を言われながら瀬戸さんは作ってくれた。
瀬戸:面倒くさいんだわ。図面があるわけじゃないしね。
中島:マイクロバブルを発生させる方法って結局この器機の中のエレメントに衝突させて作ってますよね?この特殊な形に行きつくまでに色んな形で試したんですか?
樋渡:それはちょっと企業秘密的なところがあるんだけど、ひょんなことからその技術を知る事が出来て、応用することで今の形に行きついたんです。
マイクロバブル生成の方法
中島:そうだったんですね。衝突以外にマイクロバブルを作る術はないんですか?
樋渡:ありますよ。他社さんは結構旋回式で作ってます。それはミキサーと一緒でせん断応力を利用した気泡発生システム。
中島:キャビテーションをうまく利用したような仕組みですね。
樋渡:そうですね。旋回式と衝突式にはそれぞれメリットとデメリットがあって、旋回式は渦を作るイメージがわかりやすいと思うんですが、気泡発生の為に衝突する物がないので、流量を出すことができます。ただし、気泡の密度は衝突式に劣ると。衝突式はその逆。なので、大流量向きは旋回式を、泡密度を高くしたければ衝突式をチョイスする必要があります。
中島:おもしろいですね。密度の高い泡で大流量にしようとすると必然的に希望流量より圧損して流量が減る事を前提として、大きな生成器を選定する必要があるって事ですね。
樋渡:そうですね。それに、クーラントの腐敗に関してはマイクロバブルを発生させながら旋盤なんかでやると、冷却効果が落ちるような実証が出たんです。それでマイクロバブルを止めて、ウルトラファインバブルだけ残るような配管をしてやってみたら、それがなくなった。
中島:ウルトラファインバブルっていうと、マイクロバブルが圧壊した時にできる更に小さな気泡の事ですよね。
樋渡:そう。だから、ことクーラントに関しては、マイクロバブルはないほうがいいんじゃないかという、そういう結論に達したんです。あってもいいんですよ、あってもいいけど、研削の場合はあってもそんなに影響がないから。だけど、切削になると・・・というのがあるので、使い方についても専門家からのアドバイスを聞きながら問題解決に向けて取り組んだ方が効率が良いかと思いますよ。
中島:ちょっとずつそれぞれの用途が違うから、その特性の出方でアドバイスが変わってくるんですね。
樋渡:うん、それぞれ気泡のサイズが違ってマイクロバブルは浮力がある。それを利用した浮上分離という方法をマイクロバブルを選択して使うことで実現できたりね。
今後の展望は?
中島:泡ひとつとってもめちゃめちゃ深いですよね。これって因みに、クーラントに限らず様々なところで使えるんじゃないかって、研究と実践の繰り返しというのが現状だと思うんですけど、今後どんなことに注力される予定ですか?
樋渡:常にアンテナを立てているから、例えばエイチツーさんがやってるpHの中和処理も薬剤を添付して均一化する為のタンクや撹拌機があると思うんだけど、それをインライン
化して生成器通せば、直ぐに均一化されると思うから、それらのモジュールが要らなくなって省スペース化できるんじゃないかな?とかタイの水ってあんまりよくなくて、半年ぐらい使用すると藻が張っちゃってフローメーターとか見えなくなっちゃう。それをマイクロバブル生成器を入れて循環させてみたら半年たっても全然藻が発生しなかったりしたから、そういったことでお困りな現場があればこの業界の発展、産業界全体的の生産性底上げの為にも是非トライしてもらいたいと思ってます。
もちろん、私もそこに対して全力でフォローさせてもらいますよ。
中島:マイクロバブルやウルトラファインバブルの含まれる機能水をどう使うかで、まだまだ伸びしろがありそうですね。
樋渡:最近ではバリウムとかにウルトラファインバブルを入れると非常によく見えたりすると聞いた事もありますし、まだまだ研究段階の部分が多い業界ですが、これからの発展が楽しみです。
中島:本当にマイクロバブルの使用方法は多岐にわたりますね。どの分野でも対応し得るって感じですね。
樋渡:そうですね。マニュアルがあるといいよね。切削屋さんはこう使ってね、水産業でこうつかってね、医療では、美容では、って。
中島:マニュアル、いいですね。
きっと瀬戸社長も手伝ってくれると思うので、是非周囲を巻き込んで頂いて。
貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。
樋渡・瀬戸:またいつでも寄ってください。ありがとうございました。